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  1. 府中市議会 2022-03-15
    令和 4年建設常任委員会( 3月15日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年建設常任委員会( 3月15日)               令和4年第2回府中市議会定例会                建設常任委員会会議  令和4年3月15日午前10時1分、建設常任委員会本市議事堂において開会した。 1 出席委員   委員長  加藤吉秀         副委員長  芝内則明   委 員  本谷宏行         委員    加島広宣   議 長  棗田澄子 1 欠席委員   委 員  橘髙尚裕 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   経済観光部長   若井紳壮   観光戦略推進担当部長                             森川祐司   建設部長     河毛茂利   参事        杉島賢治   商工労働課長   宮 康展   農林課長      田原慎吾   監理課長     松山浩一   土木課長      大元唯至 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        吉岡佑三子 1 本日の会議に付した事件
      議案第13号 府中産業振興センター設置及び管理条例廃止について   議案第15号 府中中小企業小規模企業振興基本条例制定について   報告第1号 専決処分報告について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時1分 開会・開議 ○委員長加藤吉秀君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されました案件のうち、まず議案第13号「府中産業振興センター設置及び管理条例廃止についての」件を議題といたします。  本案概要について、提案者からの説明を求めます。  若井経済観光部長。 ○経済観光部長若井紳壮君) それでは、議案第13号、府中産業振興センター設置及び管理条例廃止につきまして、議案概要説明資料にて御説明いたします。  本議案につきましては、府中市が府中家具工業協同組合と締結した覚書に基づきまして、令和4年4月1日付で府中産業振興センターに係る財産を組合へ譲渡することに伴い、産業振興センター廃止する条例案を提出するものでございます。  施行期日につきましては、令和4年4月1日でございます。  以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加藤吉秀君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次、御発言をお願いいたします。  加島委員。 ○委員加島広宣君) おはようございます。議案第13号の府中産業振興センター設置及び管理条例廃止についてでありますが、府中家具工業協同組合への譲渡ということでございます。  この譲渡された後の今後の活用などに、変更があるのか、お伺いをさせていただきます。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) それでは、答弁をさせていただきます。  府中家具工業協同組合指定管理者となりまして、同組合事務所を併設しております。  また、木工製品等商品開発木材強度試験、インターネットを活用した商品PR等を行う場として、家具産業振興を図ってまいったところでございます。  組合へ譲渡した後でございますけれども、引き続き、先ほど申し上げた利用方法使用方法につきまして、組合が管理し、現行どおり活用されると聞いております。 ○委員長加藤吉秀君) 加島委員。 ○委員加島広宣君) そうしましたら、府中家具家具工業協同組合さんに譲渡されるわけですから、この税法上、今度は固定資産税が発生してくると考えてよいのかというのが1点と、あとこの管理条例廃止後に、行政としてはどのようにかかわっていかれるのか、お伺いをさせていただきます。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) それでは、まず1つ目の税制上の考え方答弁させていただきます。  固定資産税につきましては、地方税法によります第348条第4項に、中小企業等協同組合法による組合が所有し、かつ使用する事務所及び倉庫に対しましては、固定資産税を課することができない、という規定がされております。  よって、府中家具工業協同組合当該法律に規定する組合であることから、家屋につきましては非課税という形になります。土地は課税対象という形になります。  続いて、条例廃止後の行政としての今後のかかわり方でございます。  産業振興センターにつきましては、先ほど申し上げましたけれども、組合に譲渡いたしますが、使い方としては、今までどおりの利用をされると聞いております。  市としての考え方でございますけれども、やはり府中家具の名は全国的にも知れ渡っております。  その洗練された技術に裏付けされた製品は、今でも根強い人気を誇るものと考えております。  ただ、外国家具市場拡大でありますとか、木材の高騰など、厳しい状況が今、続いているということでございますけれども、新たな商品開発、それから販路開拓への絶え間ないチャレンジをされていることに対しまして、より多くの人に府中家具に触れてもらえるよう、府中市としても、プロモーションをしっかりと行うとともに、販路拡大支援等を通じてかかわってまいりたいと考えております。 ○委員長加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長加藤吉秀君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長加藤吉秀君) なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長加藤吉秀君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長加藤吉秀君) 続いて、議案第15号「府中中小企業小規模企業振興基本条例制定について」の件を議題といたします。  本案概要について、提案者からの説明を求めます。  若井経済観光部長。 ○経済観光部長若井紳壮君) それでは、議案第15号、府中中小企業小規模企業振興基本条例制定につきまして、議案概要資料にて御説明いたします。  府中市におきましては、中小企業小規模企業は、全企業数の99%以上を占め、本市経済発展に寄与し、雇用の場を創出するなど、市民生活向上に大きく寄与して、重要な存在でございます。その振興を図り、ひいては地域社会発展市民生活向上に寄与することを目的に、本条例制定するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日でございます。  以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長加藤吉秀君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次、御発言を願います。  本谷委員。 ○委員本谷宏行君) この条例の趣旨については、先ほど御説明をいただきました。府中市の中小企業小規模企業にとって、本当に必要な、大切な条例だと理解をしております。  そうした中で、まず、この条例の第10条に、施策基本方針として9つ挙げていただいております。  気になりましたのが、いわゆる新たな事業展開であるとか、新たな商品開発など、よく言われるイノベーションに関する事項がどこに当たるのかなと、ちょっと気になりましたけれども、最初に(1)として、経営革新及び創業促進することという項目が設けられていますが、こういう分野に、こういったところに入るのかなとは思いますけれども、個人的にはもう少しこう詳しくというか、わかりやすいものも入れていただいたほうがよかったのかなと思いますが、その辺について、御説明をお願いいたします。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) それでは、答弁をさせていただきます。  府中中小企業小規模企業振興基本条例におきましては、恐らく予算概要説明資料の内容だとお察しいたしますけれども、第10条の各号に、条例に基づき展開をしていこうという項目をお示しさせていただいてございます。  新製品開発、それから新事業創出につきましても、条例案の中で、経営革新創業促進経営基盤の強化という中で捉えながら、府中産業振興ビジョンの中で具体的な施策をお示ししているところでございます。  よって、本条例が新製品開発、新事業創出をもくろみます中小企業等の新たなチャレンジイノベーションにつきましても、後押しをする指針といいますか、役割を担っているんではないかと認識をしているところでございます。  また、この条例に基づき立ち上げます、仮称ではございますが、連携会議におきまして、府中市の産業が抱える課題、それから方向性、持続可能な産業構造の構築に向けた議論等を行う予定といたしております。 ○委員長加藤吉秀君) 本谷委員。 ○委員本谷宏行君) そのことに関して、(1)として、経営革新及び創業促進することの基本方針の中に、令和4年度、主な事業として、掲げていただいている産業連係室ですよね、こちらの産業連係室による企業マッチングなどの支援を掲げていただいています。令和4年度、主な事業として掲げていただいておりますので、具体的なものがあれば、教えていただきたいと思います。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) それでは、答弁させていただきます。  まずは、産業連係室令和4年度につきましても、やはり企業訪問をベースにした課題の抽出、それから課題解決に向けた各機関とのマッチング、もしくは各企業間でのマッチングといったところの役割を果たしてまいりたいと思っております。  あと、予算の中で、主要事業でもお示しをさせていただいておりますけれども、生産管理部分、行く行くは、いわゆる市内企業の中で共同受発注ができないかというところの部分のもくろみを持ちながら、令和4年度については、生産管理システム導入をちょっと力を入れていこうというところになっております。そういったところの、いわゆる周知でありますとか、できれば導入支援部分まで及ぶかどうかは、ちょっとわかりませんけれども、そういった役割連携室として、中心的に担っていくものだと考えております。 ○委員長加藤吉秀君) 若井経済観光部長。 ○経済観光部長若井紳壮君) 少し補足をさせていただきます。  現在、産業連係室が各企業を訪問しながら、まさにマッチングをさせていただいていますけれども。少し視点を広げて、今、作成している農業分野であるとか、いろんな分野においても、いろんなマッチング等がかかわってくると思っています。そういう意見も聞きながら、産業連係室で捉えながら、それぞれの悩みに応えていきたいと考えているところでございます。 ○委員長加藤吉秀君) ほかにありませんか。  芝内副委員長。 ○副委員長芝内則明君) 私から、この条例の中身について、少し質問をさせていただきたいと思います。  第9条の市民理解及び協力についてというのがありますが、概要資料の要旨では、市民に対して協力を義務づけるものではなく、あくまでも自発的に協力を期待、と説明されています。条文をそのまま読むと、義務づけと解釈もでき、誤解を招くおそれがあると思うんですが、その点について、この第9条の市民理解及び協力、その理解というのは何を指して、この条文の中の何の部分理解というふうに読めばいいのかを御説明をお願いしたいと思います。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) それでは、答弁させていただきます。  第9条につきましては、市民中小企業小規模企業振興市民生活向上及び地域経済活性化に寄与することを理解し、中小企業小規模企業の健全な発展協力するよう努めるものとする、といった内容でございます。これはあくまでも義務づけるものではございませんで、市民皆様にぜひとも御協力いただきたいという思いでございます。  あくまでも自発的な協力を期待するものでございまして、やはり理解及び協力いただきたいのは、やはり府中市において、中小企業の存在、役割というものが、やはりまちづくりに非常に寄与している。雇用の確保でございますけれども、そういったものも含めて、もっとこう、みんなで力を合わせて中小企業を盛り上げていこう、もしくは府中市として、全体を盛り上げていこうというような思いのところをぜひとも御理解をいただきたいと。  市民皆様のできる範囲の中で、御協力いただきたいという趣旨のものでございます。  今後、本条例案につきましては、幅広く周知をさせていただく中で、しっかりとそういったところも皆様にお伝えをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長加藤吉秀君) 芝内副委員長。 ○副委員長芝内則明君) ですから、市民の方々に、この町のこの状態、この中小企業経営、いろんなことで協力を求めていくというとこが自発的な協力という意味理解をすればいいということでしょうか。  それは、逐条解説という形で、やはり出されていくものと理解をさせていただきたいと思います。  続いて、第11条の教育の充実についてでありますが、一定努力を求めるとは、何を想定しているのか、どのようなことを一定努力の中にあるのかお聞かせ願えたらと思います。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) 教育という一言で書いておりますけれども、学校教育という視点もございますし、社会教育という視点もあると思います。  こちらでちょっと強くイメージしているのは、学校教育のほうですね、ちょっとイメージをしておりまして、やはり将来の府中市を担います子供たちに、地域中小企業小規模企業事業活動、どういった事業をやっているかとか、地域経済、もしくはまちづくりにどういった役割を果たしているかというのを、そういったところを、子供たち理解を深めるという部分での教育活動に、一定努力といいますか、そういったところに役割を持たす、そういったところを期待するというものでございます。  やはり、現状といたしまして、府中市にいろんな企業ある中で、本当のものづくりの技術の中でいうと、非常にすばらしい企業がたくさんあると思います。そういったところを知らずして、例えば大学へとか、市外へ出てしまうというよりも、やはりしっかりと今の府中市の中小企業の現状といいますか、そういったものを、強みをしっかり知ってもらった上で、外へ出たときに、振り返ってみると、そういう、府中市にそういった企業たくさんあったなというようなところを振り返りといいますか、小学校、中学校、高校も含めてかどうかはわかりませんけれども、そういった、言い方悪いですけれども、やはり刷り込みといいますか、府中市にはそういった立派な企業があるんだということをしっかり伝えていきたいと思っております。  その中で、現在、取り組んでいるものといたしましては、キャリアスタートウイークでありますとか、あとコミュニティスクールなど、こういった取り組みを継続していきながら、コミュニティスクールの中でもまた明郷学園、みずからこう会社を設立されたりとかという例もございますけれども、そういったところが、もしほかの学園にも波及していくような、そういう流れがもしできるんであれば、そういったところも教育委員会等連携を取ってやっていきたいなという考えを持っているところでございます。 ○委員長加藤吉秀君) 芝内副委員長。 ○副委員長芝内則明君) 私が思っていたのとは少し違うんですが、私は一番身近な家族の仕事をしている姿とか、これは九州へ視察に建設委員会で行かせていただいたときに、同様の条例を持たれるところが、やはりそういう形で、一番身近なところで、その地域で働いている自分のお父さん、お母さんの、その働いている姿、そこからどんな品物が生まれてくるかとか、いろんなことをそこで感じるということも想定されているのかなという思いで、ちょっと質問をさせていただきました。ちょっとそういうこともできるものなら1つ考えていただければと思います。  続いて、大きな施策として、男女共同参画、私は一般質問でしましたが、女性活躍促進ということは、この中では触れられていないように思うんです。これはやはりこれからの府中市の中で、こういう条例をつくる上において、やはり女性雇用という視点1つは入れていったほうがいいんではないかという意見はあります。その点について、どう思われているかということと、この文書の中で、外国人材導入支援とはという言葉を使われて、私も調べてみますと、国も導入支援という言葉を使われております。物ではなく、人間ですから、雇用促進とか、いろんな表現方法があると思いますが、あえて国と同じように、導入支援という言葉を使われているのはどういうことなのかなと思いまして、伺わせていただければと思います。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) それでは、答弁をさせていただきます。
     明確に条例の中でということで、女性活躍部分について、文字として表われていないかもしれませんけれども、思いとしては、やはり女性活躍、例えば働きやすい職場環境づくりであるとかといったところは、当然根底に置きながら、産業施策、そういった支援策というものを進めてまいりたいと考えております。  その中で、国では、多様な人材を生かして、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげていける経営、これはちょっと経営者視点になるかもしれませんけれども、そういったものをダイバーシティ経営というふうに定義をしているものでございます。  多様な人材とは、やはり性別、年齢、それから人種や国籍、障害の有無、それから性的思考、宗教、信条、価値観などの多様性だけではなく、キャリアや経験、働き方の多様性も含むというふうに定義をされてございます。  府中市といたしましても、女性外国人をはじめとする多様な人材活躍につきましては、少子高齢化の中で人材確保をし、多様化する市場ニーズやリスクへの対応力を高めることになりますので、経済持続的成長にとっては不可欠であると考えております。  女性活躍促進というところでございますけれども、女性活躍促進につきましては、ただいま部を越えて、共通課題認識をしております。  現在策定中の、先ほど御紹介いただきました男女共同参画プランにおきましても、働くという視点でございましたら、仕事と子育てを両立する支援でありますとか、働きやすい職場環境創出等視点から、女性意見が反映され、女性活躍できる仕組みづくりについて、検討を進めているところでございます。  今後、さまざまなニーズをお聞きしながら、産業振興ビジョンに掲げた施策との整合性を図りながら、具体的な取り組みを展開していきたいと考えております。  府中産業振興ビジョンの中には、女性活躍に若干触れておりまして、セミナー等を通じた事業者に対する女性活躍に係る啓発、市内事業所における女性活躍事例紹介女性が働きやすい環境整備に取り組む企業に対する助成制度創設等を掲げており、女性活躍促進は、今後の取り組むべき課題であるとは、しっかり認識をしているところでございます。  女性に限定した施策ではございませんけれども、これまでも府中市におきましては、起業ですね、創業をされる際の支援制度を続けております。  過去には、やはり女性起業、創業を多数支援している例もございますし、令和4年度につきましても、この制度によって、引き続き女性活躍に寄与したいと考えております。  それから、外国人材導入支援につきましてですが、人材導入支援、先ほど御説明いただいたとおり、これはやはり外国の方にも会社に入って働いていただくというところの前提の中で、経営者視点からいえば、雇用確保というような言い方ですけれども、そういった意味を考えております。決して当然、人の問題ですので、物という認識は全くございません。  府中産業連係室企業訪問を行う中で申し上げますと、やはり多くの企業人材確保課題を抱えていることがわかっております。  これにつきましては、府中市に限らず、全国的にも生産年齢人口の減少が続く中で、労働力不足を解消し、事業継続を達成するためには、特に製造業が盛んな地域において、外国人雇用しているケースが見受けられます。  府中市といたしましては、市内企業外国人雇用する際に必要な知識である在留資格にかかわることでございますとか、労働条件等について、理解を深めたいという企業さんがいらっしゃいましたら、専門家等の招聘によりまして、そういったところの課題をクリアさせていただければなと考えております。  それから、国の機関である法務局、それから労働局、広島県、さらには民間の、やはりそういった専門機関等もございますので、そういったところも活用させていただく中で、マッチング等支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。 ○委員長加藤吉秀君) ほかにありませんか。  村上副市長。 ○副市長村上明雄君) 全般通じまして、いろんな、ちょっと配慮とか、説明をもっとしっかりせにゃいかんとか、あるいは、取り組みにおいて、少しフォーカス当てないけんポイントがあるんじゃないのかと。そういった、またあるいは部局間連携視点もちょっと大事なんだろうなと思いながら、御質問を伺っておりました。そういった御意見につきましては、本当にこれから展開していく中で、頑張っていきたいと思っておりまして、あくまで条例ですので、全部が全部、書き込めることでもありませんし、また基本的にはこれ理念条例でありますので、改正が今後ないわけではないんですけれども、やはりある程度こう方向づけの話としてのこう、ざっくりといいますか、抽象的な書き方になってこようと思います。  これを理念だけで終わらせんための仕組みとして、今回は連携会議ということで、官民連携のような会議体を設けまして、具体の取り組み、それはひいてはまた毎年度、毎年度の予算とかという中で、形として見せていくようなことになろうと思います。  何点か、そういう意味では説明資料の中で、施策基本方針産業ビジョンとのリンクと当初予算での主なものということを掲げさせていただいておりますけれども、御指摘というか、御意見ありましたように、ちょっと商工労働課だけの事業みたいなところがありました。そういったところは改めて、先ほどの農業の話でありますとか、男女共同プランのことで取り組みとか、あるいは今年度当初予算テーマ1つとして、ブランディングだとか、つながるという大きなテーマも掲げていますので、そういったものを本当に意識しながら、ほんでまた市民の皆さんにお見せするパンフレットでありますとか、説明会、そういった中で、より意識しながら、丁寧に取り組んでいけるように頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。 ○委員長加藤吉秀君) ほかにありませんか。  加島委員。 ○委員加島広宣君) 先ほど外国人雇用の話もありましたですけれども、導入ではなくて、いわゆる受け入れの支援というような、ちょっとこう言葉も考えていただきたいなと思って聞いておりました。  これよく見ると、令和4年度の主な事業の中に、販路拡大促進東京アンテナショップNEKIの運営と書いてあるんですけれども、これ行政で運営されるということではないですよね。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) こちらも、運営方法に今までと、従来と変わるものではございません。産業振興ビジョンに掲げる販路拡大とかプロモーションの戦略の考え方の中で、令和4年度に実際に予算化した事業の1例として掲げさせていただいているものでございます。  東京アンテナショップNEKIの運営につきましては、首都圏におけるプロモーション戦略に主眼を置いた取り組みに対する負担金につきまして、運営主体である府中商工会議所に支出するということになっております。 ○委員長加藤吉秀君) 加島委員。 ○委員加島広宣君) ですから、運営のこの支援をしていくという考えでいいということですよね。  そのほかの事業継承、いわゆる市内の事業所の事業継承に、この実態把握、企業訪問ということも、文言はあるんですけれども、ここらあたりも、例えば目標値の訪問件数というような設定も、しっかり今後入れ込んでいただきたいなというような思いもありますし、それとあとこのロボットテクニカルセンターの設置という文言があるんです。このロボットテクニカルセンターというのは、どういう規模のものを考えていらっしゃるのか、お伺いできればと思うんですけれども。 ○委員長加藤吉秀君) 宮商工労働課長。 ○商工労働課長宮康展君) ロボットテクニカルセンター、これ仮称でございますけれども、大きな流れの中では、今年度、主要事業として上げさせていただきました市内企業による共同受発注のシステムを構築していく中で、主にこの人材とか、それから技術の向上等の役割を担うセンターとして位置づけたいなと考えております。  具体的には、例でございますけれども、例えば3Dのキャド、それからマシニングセンターやロボットといったものを、機械を配備しまして、これから就職をしようとする方々、それから実際にもう働いているんだけれども、自分の技術を向上させたいというような方々を受け入れるというような形の中で、このセンターを活用していただければなという構想を今、持っているところでございます。  規模につきましては、現在のところ、ちょっと未定でございます。といいますのも、導入する施設設備等の大きさでありますとか数量、それから地理的なものもございますが、いろいろ条件を検討しながら、今後そういった規模についても決めていきたいと考えております。 ○委員長加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長加藤吉秀君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。  続いて、討論を行います。  討論はありませんか。                〔討論する者なし〕 ○委員長加藤吉秀君)  なければ、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長加藤吉秀君) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長加藤吉秀君) 続いて、所管事務調査のうち、報告第1号、専決処分報告についての件を議題といたします。  本案概要について、提案者からの説明を求めます。  河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) 報告第1号、専決処分報告について、説明いたします。  報告集2ページにより、説明します。  道路事故の損害賠償に係る専決処分報告でございます。  事故の概況といたしましては、令和3年9月12日、午後3時頃、林道市場線におきまして、道路中央付近にあった落石の上を通過した際に、車両下部が当たって破損し、オイル漏れをおこした案件でございます。  報告が遅れ、申しわけございませんでした。  以上、報告でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長加藤吉秀君) これより本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次、御発言をお願いいたします。  芝内副委員長。 ○副委員長芝内則明君) この落石があった後に、結局どのような形で、その周辺とか点検とか、あるいは整備計画とか、そういうことを考えられておるのか。あるいは、もうこれは常態化して、そのような落石がある場所であると、もう認識をされていたのかをちょっと御説明をお願いします。 ○委員長加藤吉秀君) 河毛建設部長。 ○建設部長河毛茂利君) それでは、まず初めに、私から専決処分報告が遅れたことについて、まずお答えさせていただきます。  事故及び事務処理の経緯でございますけれども、先ほど話しましたように、令和3年9月でございます。荒谷町の林道市場線におきまして、山林からの落石、そして車両下部が破損したものでございます。  経緯といたしましては、過失の交渉を行い、10月中に過失割合、当事者70パーセント、府中市30パーセントで示談が成立しております。  その後、道路事故の損害賠償に係る専決処分の書類を作成、支払いを11月30日に行っております。  しかし、直近の12月議会への報告が漏れておりまして、3月議会となってしまったものでございます。大変申しわけございませんでした。  今後は、二度とこのようなことがないように、業務に取り組む時点で、まず手続や事務処理を確認、そしてまた複数の職員でも、漏れがないよう再度確認を行いまして、適正に処理を行って、進めてまいります。  続きまして、落石場所を含めた整備計画でございますけれども、まず初めに、道路の維持管理でございます。道路維持につきましては、所管する課で行っておりまして、市道であれば土木課、農道、林道であれば農林課が行っております。  これらの道路の維持管理につきましては、職員による市内全域の定期パトロールや日常点検、日常巡視、地域住民の通報に対して、迅速な状況確認を行って、市内全域の道路の把握に努めているところでございます。  路面の穴埋めなど、緊急を要するものにつきましては、現地確認を行って、直ちに職員による対応も行いますし、または業者に指示を行って、迅速に対応しているところです。  今回事故が発生いたしました林道市場線の維持管理につきましても、落石注意の注意喚起看板の設置、そして日常の点検や通行者等からの通報により、落石や路面などの異常確認など、行っているところでございますが、そういったときには速やかに支障物の撤去でありますとか、路面の修繕などは行っております。  整備計画ということでございます。現時点ではありませんけれども、落石の頻発する箇所や山腹崩壊箇所なども含めまして、危険箇所の調査、災害発生リスクの軽減対策などを検討いたしまして、適切な道路維持管理をしていきます。 ○委員長加藤吉秀君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○委員長加藤吉秀君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長加藤吉秀君) 以上で、建設委員会に付託された案件及び所管事務調査の審査は、終了いたしました。  委員長報告の作成につきましては、御一任願います。  以上で、建設委員会を散会いたします。                午前10時39分 閉会...